続・台風16号の後のオゴクダ〜北上編〜
というわけで、前に投稿したオゴクダ浜の続きになります。
改めて浜をあがり少し車を走らせた場所になります。浜へのエントリーは有名なオゴクダ浜の所に大変です。とにかく坂道の傾斜がきついです。
エントリー口には打ち上げゴミロードが続いています。浜に降りる入り口は分かりやすいのですが、浜から出るときは薮に道が呑まれているので、このゴミが目印になります。これがないと帰れない…そんな事態になるかも。
ちなみこのゴミの中にはよくヤギ(ソフトコーラル)やネジレカラマツがついていますので、要チェック。
とりあえずメインは貝ですがこの場所は打ち上げの数が少ないので有れば目立ちます。
…流石にこれは目立ちすぎます。
大きいボウシュウボラでしょうか。これは置いてきましょう。重いので…
だいぶ歩きましたが、ワタリガニの背の脱皮殻やらアカイガレイシ、タガヤサンミナシなどいくつかを回収…
此処での採集は運が必要なのでしょうね…
今回の台風は風向きも真逆の方角でしたし_(:3」z)_
エントリー場所は玉礫でしたが、
しばらく北に歩いたこの場所から、
礫の形が角張りだしました。
おそらくほとんど波に揉まれないのでしょう。
夕陽がまぶしいです。
帰りは浜の少し高い位置を歩いて帰りました。
そしたら大きなミドリのガラス片が…
中には沢山の気泡がが確認でき、でべその様なものが見えます、、
コレは完全、ガラスの浮玉(フロート)!
実は最近、よく破片を見かけますがコレはその中でも特大の破片です。
破片もいいのですがやはり玉で打ち上がって欲しいものです。
それでは本日のビーチコーミングを終了にしたいと思います。
また、気が向いたらこの浜にも来ようと思います。
それでは…また、
台風16号の後のオゴクダ
台風の後にすることといえばビーチコーミングです。当たり前ですよねぇ?
ということでオゴクダに来ました😊
うねりがまだ残ってますが台風の風が東側からのため、風浪が影響が無く比較的落ち着いています。
早速探していると…
オッ! チドリダカラ落ちてんじゃん!
サンゴあるところを好む貝なので、
サンゴが発達していないオゴクダに落ちているのは意外と珍しいです。
それでは拾わせていただきます!
って、コラ〜!その真下にはこれでもかってくらい立派「シロオビコダマウサギ」が落ちていて筆者も思わず声を出してしまいました〜!シロオビコダマウサギ
お次は波打ち際で「カバホシダカラ」!
比較的きれい状態の「クチムラサキサンゴヤドリ」
殻口内の艶のある紫色が素敵です!
ミガキセコバイも追加で!
ラストは台風の波で岩の後ろのえぐり取られた地面のところに…
「セロガタケボリ」!
砂利から取り出した写真↓
この辺りは岩の周りを掘るとウミウサギ系が出てくることが多いのですが、
こういった窪みに潮の満ち引きで砂利が積もって埋もれしまうのでしょう。
その課程を見ることができて勉強になりました!
浜の上の方も探索してみましたが、
デカめの珍しい貝は見当たらず残念でしたが、中くらいのタガヤサンミナシが結構落ちていたのでお持ち帰りしました😊
今回はオゴクダ浜北部も探索したのでもう一つの記事に分けて投稿したいと思います。
それでは…次号へ
2021年10月1日 採集
南の宝
今回もA浜で採集です。昨日は低気圧で雨風が強し(特に夜は風が…)
ってことでね、汀線から潮上帯をテクテク…
この日の昼過ぎから台風16号によるうねりが入ってきて、満潮へと近づくと共に波も大きくなってきて、
この時間(夕方)になると波打ち際になかなか近寄れない( ˊ̱˂˃ˋ̱ )はぁー。写真には撮ってないですが波飛沫で沖の方に薄っすら虹🌈が出てました😊
とりま、波を避けながらサンゴ片溜まりを見ているとヒメジャコと思われるモノが!串本で初めてシャコガイ系を拾いました。ナイスです👍
同じ要領で探しているとお次は…
まさか同じ日にシャコガイ系を2種め拾えるなんて…しかもシャコガイ系を拾うの初めてなのに
この浜、ポテンシャル高すぎてコワイ…
さぁ、お次はこれでもかってくらい濃厚なサンゴ片の中には、、
打ち上げにしては良い状態の「ホシダカラ」が埋もれており、流石の筆者も貝殻のお姿を撮り倒してしまいました。
今回はテンション爆上げの結果となりました。良き良き(≧∇≦)
最後は色艶のあるシボリダカラの写真で締めたいと思います。
それでは、ありがとうございました。
2021年9月27日 採集
ヒメハラダカラ 見参
最近のお気に入りポイントのA浜にやって来ました。
ここのところ貝殻拾いができていなかったので楽しみです。台風14号も5日前に通っているので良いものが見つかるハズ…
普段は行かない左側を攻めてみましょう。浜の左側は平な泥岩岩礁地帯になっており、岩が脆いため生物が育ちにくく…貝類も例外ではありません。
なので台風などであれてくれないと打ち上がらないんです(*´-`)
という事で左にカニ歩きをしながら、地面に顔を近づけ
_(:3 」∠)_
数歩程歩くとサンゴ礫の隙間から赤いモノが…ベニシボリ❤️
ベリーキュートなお姿が拝めました。際先良好です!
別ベクトルになりますがかわいいオカヤドカリのベイベーが歩いていました。幼い時は紅色をしています。
貝殻拾いもまだ終わりません…
次はホンサバダカラ
スソヨツメが2つ
そして今回のトップは
かなり擦れており、背中に3本の茶帯、裾に点のような模様が付いています。初めて見たので検討がつきません…
裾はカノコダカラに似ていて、背中はクチムラサキダカラが擦れたものに似ています。
友人に聞いたところ、殻先端のすぼまり具合からヒメハラダカラということになりました。
ちなみに、ヒメハラダカラが打ちあがっていた場所は…沖の方に向かって伸びる貝殻やサンゴ、礫が堆積してできた道の先端です。いかにもレアものがザクザクありそうな地形…
でもいつも何も目星ものは落ちてません。トホホ(´・_・`)
今回がたまたまラッキーだったという事ですね。
今回の成果をまとめますと、ベニシボリ・ホンサバダカラ・スソヨツメダカラ2個・ヒメハラダカラになります!
最後にオオヘビガイ?がくっついていたあとが化石みたいになっていたので撮った写真をオマケにして、今回は終わりたいと思います。
ありがとうございました😊
2021年9月23日 採集
稲村のチドリダカラ
今回は串本の稲村崎のS海岸を散策しました。
ココはサンゴ礫の量が凄まじい場所になります。
ただし、巨サンゴ礫が多すぎて貝殻が隙間に落ちたり、押し潰されてしまっていたりするのか貝殻の量が少ないのが残念です。
そんな場所でも写真のような入り江になってる所なら…と思い探してみると
写真中央の横ラインの左右の端にご注目!歩幅一つ分の距離チドリダカラが2つも‼︎
あとは状態の良いカモンダカラ(大)もあったのでお持ち帰り〜その他もろもろもお持ち帰り〜
すぐに日が落ちてしまったので、今回は30分程の散歩になりました。
では、また…
2021年9月5日
筆筆
前回から4日ぶりにこの浜に降りました。2日間使って拾い尽くしたので打ち上げも復活、礫も崩れて埋もれていたやつも出てきてくれてるハズです!
少しうねりが入ってきてますね、打ち上げ期待できそう!
そういえばこの浜の名前を知らないので、今回から高富の「A浜」と仮名を名付けておきます。
さて今回の、結果に移りましょう。4日置いたんだから喜ばして欲しいものです。
結論から言うと初採集が2つ見つかりました😊
カノコフデ
見た時は幅のあるトビイロフデに見えました…
ハナワイモ
堆積した礫の最上部の段差に落ちてました。
おそらく大荒れした時に打ち上がって、それが潮汐の並みで崩れ露出したのだと思います。
悪くはなかった。そう信じております。
では、また…
2021年9月4日 採集
スソヨツメッ!
今日も昨日に続いて同じ浜にやって来ました。雲ひとつなく快晴!無風!暑い!けど、仕事と終わりの夕暮れには、山でこの浜は日陰になっててだいぶまし。
と言うか、お盆過ぎてからというもののかなり暑さが和らいだ。もう今年度のエアコンの冷房やめた人だって周りにいますし、昼が過ぎたら基本的に額から汗が出る事もない。コレが8月後半の串本の実力。ヤバたん。
今日、拾ったタカラガイ君
この裾についた4つの茶色い斑、それはまさにスソヨツメダカラ‼︎
ちなみに初採集種です。殻が大きくて特徴的な形をしているのですぐ目につきました。
…でも最初に見た時はヨツメ模様が鉄錆に見えて遠くに投げ捨てそうになった事を自白しておきます…
後はよくいるウミウサちゃんもおりましたよ!
何ウサギかなぁ?
この浜は今、串本で1、2を争う良い浜になりつつあります。今後も頻繁に通うつもりでーす。では、さようなら。
2021年8月31日